横転・水没した場合の対処法
移動中や作業中に横転してしまった場合、また災害などによって農機具が水没してしまった場合などについてですが、どちらも一人で作業をしている場合は業者を呼ぶしかありません。
複数人で対処している場合も、まず農機具のエンジンを止め、二次災害が発生しないように心がけましょう。
水没してしまった場合
まずは水没といっても「真水」ではないため、洗浄が必須です。
水によって部品などが劣化してしまうので、綺麗に洗浄をし、その上で各部分にオイルなどのメンテナンス、コンプレッサー等を利用してサビや腐食を防ぐように管理しましょう。
水没をしてしまってもいきなり使用できなくなるということではありませんが、エンジン関連が生きていればの話です。
エンジン系が故障してしまった場合は修理するしかないので、まずはエンジン関連のチェックを行いましょう。
水没によってシリンダー、クランク室に水が浸入してしまっているケースが殆どですので、水が浸入してしまっている場合は全て取り替えが必要になります。
ただ、これらは修理業者に頼めば全ておこなってくれることなので、まずは依頼されることをオススメします。
最も注意しなければならないのは、内部に水が入ってしまうとサビやすくなります。これによってオーバーホールをして水を全て出さなければいけなくなるので、最低限の知識だけでなく専門的な知識が必要になるレベルです。
横転による命を落とす危険性
実際にニュースにもなっていることですが、横転によって命を落とす事故が多発しています。
よって二次被害を防ぐこと、また横転しないように注意をして運転することが重要です。
横転しても誰かに被害が出ていないのが最も安心ですが、被害を最小限に食い止める為にも常日頃から危機感を持って農機具を運転することが大切になります。